小型リフロー炉の最適解。 設置・再現性・省エネを極めたUNIシリーズ
Continuing to challenge the limits of miniaturization
小型リフロー炉として、あらゆる業界・用途で活躍するUNIシリーズ
「小型リフロー炉」とは、単に装置が小さいことではありません。限られたスペースで、量産機と同等の再現性と安定性を実現すること。
アントムのUNIシリーズは、開発・試作・評価から量産前工程、さらには半導体・電子部品用途まで本当に必要な性能だけを凝縮した搬送式小型リフロー炉です。
UNIシリーズとは
UNIシリーズは小型リフロー炉に求められる3つの要件
1.設置スペース
2.温度プロファイルの再現性
3.ランニングコスト(電力・窒素)
をすべて高次元で成立させることを目的に設計されており、用途・ワークサイズ・求められる再現性などに応じて最適な1台を選定いただけます。
小型リフロー炉としての圧倒的な強み
小型でも「搬送式」バッチ式オーブンとは異なり、すべてのワークが同一条件で加熱される搬送式です。そのため、バッチ式オーブンで懸念される、人によるばらつき・段積みムラ・条件再現性が低いという問題を小型リフロー炉を使用することにより解決することが可能です。
とくに、試作・評価・信頼性試験においては「結果が再現できる」ことは最大の価値とされるため、これらの用途においてUNIシリーズは多くのお客様から選ばれております。
次に、大型リフロー炉を使わないという選択肢です。
大型リフロー炉は量産向けとして完成されていますが、設置スペースが大きい・条件出しのコストが高い・少量・試作では過剰性能という課題を抱えている現場も少なくありません。
UNIシリーズは「大型炉が最適でない領域」を最適化するために設計された小型リフロー炉です。
さらに弱熱風 × 遠赤外線の独自加熱方式という独自の加熱方式により、強い熱風を得意とする大型リフローで発生する問題点を解決することができます。
たとえば
・ワーク(薄い基板や微細部品など)が動かない
・バンプ・微細部品に優しい
・表面だけでなく内部まで均一加熱
などの加熱特性を持つことで、半導体、電子部品、微細実装用途でも選ばれ続けております。
小型リフロー炉 UNIシリーズのご紹介の三大特長
小型リフロー炉 UNIシリーズは「小型」・「高温設定」・「省エネ」を特徴とするN2対応可能な搬送式の小型リフロー炉です。
基板実装(はんだ付け)として生産用途をはじめ、半導体や電子部品業界における加熱用途(スクリーニング・試作・乾燥・硬化・エージング・バーンイン・耐熱試験・検査・品証など)でも多くの納入実績があります。

また標準仕様でクラス10000に対応できる仕様(カスタマイズによりクラス100のクリーン実績あり)となっていることから納入先の約7割がクリーンルームで使用されています。クリーンルームの場合には少しでも設置スペースを抑えることで面積コストを抑えることが可能になりますので、UNIシリーズを使用することにより面積生産性を向上させることが可能です。
| 小型 | アントムでは小型リフロー炉を主力としており、とくに2m以下の搬送式加熱炉において他社の追随を許さないシェアを確立しており、実装・電子部品・半導体・研究開発など様々な分野で幅広く使用されております。 |
|---|---|
| 高温 | 標準で350℃設定(特殊にて400℃設定まで対応)が可能なので、高融点の金錫はんだ接合や熱容量の大きなワークや治具などを使用した厳しい加熱条件でも実績が多数あります。 |
| 省エネ | カーボンニュートラルが注目される昨今、省エネは装置選定の重要ポイントの一つです。アントムの小型リフロー炉は、その特性を活かした構造により電気使用量やN2使用量などの大幅削減を実現します。 |
温度差150℃以上でも隣接ゾーンへの誘引なし
一般的な大型熱風炉は温度差が大きくなると隣接する低い温度のゾーン側に温度が誘引される傾向が強くなりますが、UNIシリーズはは150℃以上の温度差でも隣接するゾーンへの温度誘引がありません。

各ゾーン毎に大きく温度差を付けることができるため小型でも多彩なプロファイルアレンジを実現することが可能になります。大型熱風炉のように数十℃刻みでの設定が不要のためゾーン数が少なくても温度プロファイル条件を満たすことが可能です。
N2流量200L/分で50ppm以下を達成
熱風と遠赤外線を独自に組み合わせたハイブリット加熱方式により高気密構造を実現させることで、窒素使用量を削減し、低酸素濃度(50ppm以下)を実現いたします。

参考までに炉内酸素濃度100ppm以下で使用可能、もちろん実測値50ppm以下でも使用可能で、半導体や医療など低酸素濃度が求められる業界で多く使用されています。この低酸素濃度を活かし、半導体後工程でのチップマウント、リードフレームのバーンインテスト、コネクタのはんだボールマウントなど、半導体装置のN2リフローはんだ付け工程として多数の実績があります。
断熱構造の強化による省エネの実現
アントムの小型リフロー炉は最大で350℃まで設定することができる機種もあり、一般的なリフロー炉や加熱炉と比べても設定温度の上限が高い傾向にあります。そのため設備の外板温度が高なってしまうことを抑制するため、全ゾーンを350℃設定にした場合でも外板温度が50℃以下に収まるように断熱構造を強化しました。

上記のサーモグラフデータは、アントムの小型リフロー炉の中で最も設定温度が高い(350℃設定)機種のUNIシリーズにおいて、全ゾーンを350℃設定した際に測定したデータです。全ゾーンを350℃設定にした状態でも外板温度を50℃以下に抑えることができるため、作業者や工場内の空調環境に負担を与えることなく設備を使用することができます。
窒素使用量の大幅削減による省エネの実現
窒素使用量においては、炉内酸素濃度200ppmを実現するために必要な窒素流量を150L/min以下にまで抑えることができます。
継続的な窒素使用量は毎月のランニングコストにも大きく影響するため、設備で使用する窒素流量を抑えることにより省エネによる環境面への配慮だけでなく、工場におけるコストダウンにも大きく貢献することが可能です。
とくに高温設定では酸化が大きくなるため酸素濃度を低くさせる必要があり、それに伴い窒素使用量も比例して増やす必要があります。だからこそUNIシリーズの特長である窒素使用量を大幅に抑えつつ、酸素濃度を低く保つことができることは大きなメリットになるでしょう。
参考までに炉内酸素濃度として100ppm以下もちろん、実績値として50ppm以下で使用することも可能で、半導体や電子部品、車載、さらには医療分野のような低い酸素濃度を求められる業界で多く使用されております。
なぜ「小型リフロー炉」としてUNIシリーズが選ばれるのか
小型リフロー炉としてUNIシリーズが選ばれ続ける最大の理由は、技術スペックだけでなく現場の制約から逆算した結果です。
・設置できる場所が限られている
・大型炉ほどの生産能力は不要
・でも再現性は妥協できない
・評価・試作のスピードを上げたい
UNIシリーズは「小型リフロー炉とは何か」を問い続け「小さいから妥協するのではなく、小さいからこそ、最適化する」という答えにたどり着きました。
アントムはこれからも小型リフロー炉の価値を更新し続けてまいります。
窒素対応小型リフロー炉 UNIシリーズの仕様詳細
小型リフロー炉 UNIシリーズの仕様詳細(オプション)については機種個別ページ(下記の機種名をクリックすると移動します)をご参照ください。

| モデル名 | 装置全長 | ゾーン数 | 基板有効幅 |
|---|---|---|---|
| UNI-6120 | 1,590mm(1,890) | 加熱6(1) | 50~200mm |
| UNI-6131 | 1,990mm | 加熱6(1) | 50~310mm |
| UNI-6146 | 1,990mm | 加熱6(1) | 50~460mm |
※モデル名をクリックすると詳細ページに移動します。
※全長の( )はメッシュタイプの全長です。
※ゾーン数の( )は冷却ゾーン数です。
大気で十分、という用途向けにも選択肢をご用意しております。
すべての加熱工程に窒素雰囲気が必要とは限りません。
アントムでは、大気環境での使用に最適化した専用炉もご用意しています。
不要な機能を省き、導入コストや運用負担を抑えながら、実装・加熱に必要な性能を確実に満たす。アントムは必要なものだけを備えた大気専用炉をご提案いたします。
大気専用小型リフロー炉 UNIシリーズの仕様詳細(オプション)については機種個別ページ(下記の機種名をクリックすると移動します)をご参照ください。

※モデル名をクリックすると詳細ページに移動します。
※全長の( )はメッシュタイプの全長です。
標準仕様で難しい場合も、ご相談ください。
アントムでは、小型リフロー炉をベースとした特注・カスタマイズ対応も行っています。
UNIシリーズも幅広い用途に対応できる小型リフロー炉として設計されていますが、ワーク形状や熱容量、工程条件によっては標準仕様では対応が難しいケースもあります。
「既製品では少し足りない」
と感じた場合も、ぜひ一度ご相談ください。
小型リフロー炉UNIシリーズのお問い合わせは下記フォームよりお願いいたします。
アントムの提供する小型リフロー炉、乾燥炉または周辺機器に関するお問い合わせは下記のフォームよりお願いいたします。
加熱設備のご導入検討に関するご相談はもちろん、実機を使用したデモやプロファイル測定などお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
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TEL:045-476-3461(「営業担当者」とお呼び出しください)
受付時間:平日8:30~17:30
製品に関するお問い合わせフォーム
下記のフォームよりお問い合わせいただきました内容は原則として2営業日以内(平日稼働)に担当者よりご連絡いたしますので少々お待ちください。
もし2営業日を経過しても担当から連絡がない場合にはメール不通の可能性などが考えられますので、誠に恐れ入りますがお電話にて再度ご連絡をいただけますようお願い申し上げます。
またフォームからのお問い合わせ後、受付確認の自動返信メールが配信されますがこちらのメールには返信されないようお願いいたします。