オーブン加熱から小型リフロー炉へ

From oven (batch type) to small reflow oven (conveyor type)

小型リフロー炉で加熱の再現性と生産性を根本から見直す

オーブン加熱から小型リフロー炉へ
オーブンによる加熱工程は、

「とりあえず使えている」「昔からこうしている」

そんな理由で続けられているケースが少なくありません。

しかし、生産の安定化・品質の再現性・人手不足への対応が求められる今、オーブン加熱が抱える“見えにくい限界”が、確実に現場の足を引っ張り始めています。
このページでは、オーブン加熱から小型リフロー炉(搬送式)へ切り替えることで、何が変わり、何が解決できるのかを、実際の現場目線で整理します。

オーブン加熱で起きやすい課題

オーブンは構造がシンプルな反面、加熱品質を安定させるには多くの“人の工夫”を必要とします。

・ワークの置き方・段積み状態による温度ムラ
・装置内の場所ごとの加熱差
・作業者による投入・取り出しタイミングのばらつき
・ロットごとに変わる実際の温度履歴

結果として、

「同じ条件のつもりでも、同じ結果にならない」

という状態が常態化しやすくなります。

見落とされがちな“再現性”の問題

オーブン加熱で最も問題になりやすいのは、不良そのものよりも再現性の低さです。

・良品条件が経験値としてしか残らない
・トラブル時に原因を切り分けにくい
・品質保証や顧客説明が難しくなる

これは量産だけでなく、試作・信頼性試験・評価工程でも同様です。

小型リフロー炉(搬送式)という選択

小型リフロー炉は、ワークを一定速度で搬送しながら、ゾーンごとに加熱を制御する装置。
オーブンと決定的に異なるのは、加熱が「時間管理」ではなく「温度プロファイル管理」になる点です。

・どのワークも同じ温度履歴を通過
・人の判断を介さない自動搬送
・条件を数値として再現・共有可能

これにより、加熱工程そのものが管理できる工程へ変わります。

小型リフロー炉へ切り替え後に得られる変化

オーブンから小型リフロー炉へ切り替えた現場では、次のような変化が生まれています。

・加熱品質のばらつき低減
・条件出し・立ち上げ時間の短縮
・作業者依存の排除
・省人化・自動化への第一歩

特別な工程改善をしなくても、装置を変えるだけで工程が整理される点が大きな特長です。

小型リフロー炉が向いている工程

小型リフロー炉は、設置スペースが限られる現場でも導入しやすく「まずは一工程から自動化したい」という用途にも適しています。
とくに下記のような工程においては小型リフロー炉の導入が適しているといえます。

・温度条件別にオーブンを複数台使用している
・試作・評価・信頼性試験
・少量多品種・準量産
・人手を極力介在させたくない工程

アントムの小型リフロー炉が選ばれる理由

アントムの小型リフロー炉は、強すぎない熱風と遠赤外線を組み合わせた独自加熱方式を採用しています。

・ワークを不用意に動かさない
・表面だけを急激に加熱しない
・内部まで穏やかに熱を届ける

そのため、オーブンで起きていたトラブルを別の問題に置き換えずに解決できます。

小型リフロー炉に「切り替える」という考え方

オーブン加熱を完全に否定する必要はありません。

ただし、

・再現性
・管理性
・将来の自動化

これらを考えたとき、搬送式小型リフロー炉は次の標準になりつつあるのも事実です。

オーブンから小型リフロー炉への切り替えは、設備更新ではなく工程の考え方を変える選択です。
加熱で悩んでいるのであれば、まずは「最適な加熱とは何か」を装置から見直してみてください。

オーブンからの切り替えをご検討中の方へ

用途・ワーク条件に合わせた最適な小型リフロー炉をご提案します。
小型リフロー炉のご導入検討に関するご相談はもちろん、実機を使用したデモやプロファイル測定などお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

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