小型リフロー炉で材料の乾燥・硬化工程を安定させる
A compact reflow oven stabilizes the material drying and hardening process
材料の乾燥・硬化工程で、こんな問題を抱えていませんか?
樹脂の硬化、防湿剤やコーティング材の乾燥。
材料工程における加熱は、「温めればよい」という単純なものではありません。
・表面だけが先に乾く
・内部に溶剤が残る
・条件が合っているはずなのに、仕上がりが安定しない
こうした問題は、材料そのものではなく、加熱のさせ方に原因があるケースが少なくありません。
このページでは、材料の乾燥・硬化工程において、なぜアントムの小型リフロー炉が有効なのかをご紹介します。
材料加熱で起きやすい課題
材料向けの加熱工程では、次のような悩みが多く見られます。
・強い熱風により表面が荒れる
・表面硬化が先行し、内部が乾かない
・ロットや配置で仕上がりが変わる
・時間管理が感覚頼りになっている
これらはすべて「熱の入り方が制御できていない」ことに起因します。
また、乾燥・硬化工程では短時間で一気に熱を与えることが、かえって品質を不安定にする場合があります。
・表面が先に皮膜化する
・内部の溶剤や水分が抜けにくくなる
・材料表面が波打つ、流れる
材料にとって重要なのは、穏やかで、均一な熱を、必要な時間与えることです。
小型リフロー炉が材料工程に適している理由
小型リフロー炉は、もともと高い再現性を求められる工程向けに設計されています。
この特性が、材料の乾燥・硬化にもそのまま活きます。
・炉内の温度分布が安定
・熱風が強すぎない
・条件を数値で管理できる
「何分焼いたか」ではなく「どんな温度履歴を通したか」で工程を設計できます。
低速搬送・ステップ搬送による長時間加熱
アントムの小型リフロー炉は、材料工程に合わせた加熱制御が可能です。
・搬送速度を極端に落とした低速搬送
・炉内で一定時間停止させるステップ搬送
これにより、
・長時間の乾燥
・穏やかな昇温
・均一な熱保持
といった条件を、オーブンに頼らず再現できます。
小型リフロー炉とオーブンとの決定的な違い
オーブンでは、どうしても、
・置き場所による差
・積み方による差
・人の判断によるばらつき
が発生します。
しかし、小型リフロー炉では、ワークは必ず同じルート、同じ条件を通過します。
結果として、
・条件出しが明確になる
・再現性が上がる
・品質説明がしやすくなる
という変化が生まれるのです。
材料向け加熱での主な用途
「材料専用炉が必要なのでは」と感じている工程ほど、実は小型リフロー炉で対応できるケースが多くあります。
これまでの導入事例として、
・樹脂(※)の乾燥・硬化
・防湿剤・コーティング材の乾燥
・含浸材・塗布材の熱処理
・長時間・低負荷での加熱工程
※エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、磁性粉配合材、ポッティング材など
というように、様々な材料、溶剤での乾燥、硬化の用途で使用されています。
アントム独自の加熱アプローチ
アントムの小型リフロー炉は、強い熱風に頼らない加熱方式を採用しています。
・材料を動かさない
・表面だけを急激に加熱しない
・内部まで穏やかに熱を届ける
材料の性質を壊さず、品質を安定させることを最優先に設計されています。
材料・溶剤の乾燥・硬化工程でお悩みの方へ
材料や溶剤の特性に合わせた加熱条件をご提案します。
小型リフロー炉のご導入検討に関するご相談はもちろん、実機を使用したデモやプロファイル測定などお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
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