リフロータクトタイムシミュレーション
Reflow tact time simulation
リフロー選定前にタクトタイム(生産タクト)をシミュレーションしてください
リフロータクトタイム(生産タクト)とは、リフローで製品1つを生産するのにかかる時間、つまり実際の作業時間そのものを指します。
このタクトタイムは、サイクルタイムやピッチタイムとも呼ばれることがあり、この時間が短ければ短いほど、稼働時間に対してより多くの製品を生産することができることになります。
たとえリフローの前段に設置される装置(マウンターなど)のタクトタイムが、リフローよりも長ければ問題ありませんが、もしリフローのタクトタイムよりも前段装置(マウンターなど)のタクトタイムの方が短い場合には、リフローの搬送スピードが間に合わなくなってしまうため、前段装置から排出されたワークがリフロー前で詰まってしまいます。
そのため下記のリフロータクトタイム(生産タクト)シミュレーションにお客様の生産情報(ワークサイズ・ワーク投入間隔・加熱時間)を選択いただき、最後にお客様が求められる当社リフローの機種を選択していただくことで、おおよその搬送スピードとリフロータクトタイムが自動で計算されます。
最終的に表示されたリフロータクトタイム(秒)が前段装置のタクトタイムより短ければ、リフローでワークが詰まることはありません。
その上で、次のステップとなる実機評価(プロファイルの測定やはんだ仕上がり確認など)に進んでいただければ幸いです。